SMETANA and DVORAK
Bohemian Rhapsody.
ボヘミア魂 ― という言葉があるのかどうかわかりませんが、スメタナとドヴォルザークは高い目標を持って作品づくりに取り込むという共通した気骨を持つ作曲家でした。
スメタナはボヘミアに於ける熱烈な民族運動家であり、オペラ「売られた花嫁」は当時としてはまだ珍しいチェコ語オペラで、彼の民族主義が彼の音楽の原点であったことを明確に示す作品です。当時の民族主義の音楽の考え方は、民謡の引用やそのヴァレーションを音素材として取り入れることが中心だった。オペラ「売られた花嫁」の登場人物や風俗、その音楽も含めてボヘミアの民族的色彩にあふれている。だがスメタナの作曲書法は、民族的要素を取り入れても既成曲の引用ではなく、全面的に創作であることを基本としていた。

当時はプロシアとオーストリア戦役のまっただ中であった。プラハも戦火にまきこまれる情勢にあったため、プラハ国民劇場での初演は、わずか2日で上演は打ち切られた。しかしパリのオペラ・コミック劇場での上演を機会に大幅に改訂し、その後スメタナはしばしばこのオペラに相当の数の曲も加えた。第2幕の男声合唱「酒の歌」、第3幕の「マジェンカのアリア」のほかバレエ好みのフランスのため第1幕フィナーレの「ポルカ」、合唱「春のおどり」、第2幕第1場「フリアント」などがその例である。

このレコードで聴くように、「序曲」、「ポルカ」、「フリアント」の3曲で組み合わさせた「売られた花嫁」の演奏会用序曲は、日本のオーケストラのプログラムとしても、コンサートピースとしておなじみになっている。

このレコードのB面はドヴォルザークのスラヴ舞曲から、第1番、3番、8番、10番、9番の順番で演奏されている。ウクライナ、ベラルーシを含めた大ロシアの音楽であるスラブ音楽は、おもにスメタナやドヴォルザークら国民楽派の作曲家たちによって、いわゆる西洋音楽の独墺世界に移入された。
ドヴォルザークの『ドゥムカ』は、スラブの民謡の一種である同名の哀歌の形式を用いたものとして注目される。が、『スラブ舞曲』はスラブ風の形式を用いて創作されたもので、ブラームスのハンガリー舞曲に倣い、スラブ独自の舞曲を流用したものではない。全16曲が作曲され、ドヴォルザークの祖国に対する誇りと熱い想いを強く感じ取ることができる。
記事「♪ボヘミアン・ラプソディ●ケルテス指揮イスラエル・フィル スメタナ:売られた花嫁、モルダウ、ドヴォルザーク:スラブ舞曲」が総合記事ランキング33位になりました!
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《英ワイドバンド、グルーヴ盤》GB LONDON CS6330 ケルテス スメタナ&ドヴォルザーク「ボヘミアン・ラプソディー」
タイトルがクィーンの名曲と同じですが『ボヘミアン・ラプソディー』収録のロック史上の名盤『オペラ座の夜』の発売は1975年。イギリス出身のポップス・グループ、クィーンのヒット曲『ボヘミアン・ラプソディ』はミュージカル調の音楽で、メドレー風に世界各国の音楽が表現されます。楽曲の歌詞には「ボヘミアン」という言葉は登場しないのが謎だということですが、1973年のウィーン・フィルとの録音セッションの休日に海水浴中に行方不明に成った指揮者、イシュトヴァーン・ケルテスの〝ボヘミアン・ラプソディ〟を聞いているとその〝名曲アルバム〟風でありながら計算された一枚のアルバムとして再構成された力強さを感じます。
収録曲:スメタナ・歌劇『売られた花嫁』から(序曲、ポルカ、フリアント)/スメタナ・交響詩『モルダウ』/ドヴォルザーク・スラヴ舞曲(第1番、3番、8番、10番、9番)
SXL 6024 の番号で 1962 年に発売されて高い評判を得たレコード。曲目からコンピレーションと思って見過ごされることもないオリジナル通りの内容です。
■1962年3月25日〜4月30日テル・アヴィヴ、ハダー・シネマでのジョン・カールショウ、ゴードン・パリー&スタンリー・グッドールによるステレオ・セッション録音。名演、名盤、優秀録音。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- レコード番号
- CS6330
- 作曲家
- ベドルジハ・スメタナ アントニン・ドヴォルザーク
- オーケストラ
- イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮者
- イシュトヴァン・ケルテス
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- EX
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
オペラ録音の金字塔として永遠に聴き継がれる名盤ですが、大切に扱われていたようで盤質に問題ありません。ほぼミントに近い盤です。
通販レコード
| オーダーは | 品番 / 34-24834 |
| 販売価格 | ¥4,400(税込) |
さすが、デッカの黄金チームの録音です。プロデュースがジョン・カールショウ、それにゴードン・パリーとスタンリー・グッドールがエンジニア。
この頃のイスラエル・フィルは弦が美しくそのシルキーなサウンドが熱く響くのですからまさにケルテス・マジックといっても良いサウンドです。歯切れのいいリズムで良くオーケストラを歌わせ、鳴らしています。とくに第2曲『ポルカ』のティンパニの響きは象徴的で、こういうサウンドもありなのかとびっくりさせられます。これならダンスホールで聞こえてきたら踊れます。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。




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